JA徳島中央会とJA徳島農政協議会は20日、徳島市の県庁で飯泉嘉門知事と寺井正邇県議会議長に対し、令和3年度農業関連予算・施策ならびに食料・農業・地域施策の推進に関する要請を行いました。
中西庄次郎会長から飯泉知事に要請書を手渡し、コロナ禍の長期化に伴う消費の低迷や農業生産にかかる経費の増大など、農業現場の厳しい実情を訴えるとともに、令和3年度に向けて①新型コロナウイルス対策の継続・強化、②生産体制の強化に向けた施策の拡充、③食料安全保障の基盤となる農業・農村の総合的振興、④JA経営基盤の確立・強化に向けた支援等について強く要請しました。
飯泉県知事からは「コロナ禍により食料安全保障や地方回帰への意識が高まっている。新しい生活様式も取り入れた事業を展開し、JAグループとともに地域農業の振興を図りたい」とのコメントをいただきました。