JA徳島農政協議会とJA徳島中央会、JA全農とくしま、徳島県畜産協会は12日、徳島県庁で飯泉嘉門知事に「ウクライナ情勢に伴う燃油・肥料等資材費高騰への支援に係る緊急要請」を行いました。
要請には同協議会の役員など5人が参加。中西庄次郎会長が飯泉知事に要請書を手渡しました。
新型コロナウイルス感染症拡大による需要・消費の減退に加え、ウクライナ情勢による世界経済の混乱によって、燃油や配合飼料、肥料、資材等の価格高騰が顕著に現れています。今回の要請では、生産者の価格負担を最小限に抑えるための支援や取り組みを県に求めました。
① 燃油等の価格高騰への対応策
② 配合飼料の価格高騰への対応策
③ 肥料等の価格高騰への対応策
これに対し飯泉知事は「近日中にも、現在セーフティネット制度がある燃油については生産者の負担軽減を図るよう、セーフティネット制度がないLPガスや肥料等については生産者の価格負担を抑えるための制度を構築するよう国に強く申し入れたい」と応えました。
要請書を手渡す中西会長(㊧)と受け取る飯泉知事(㊨)
要請書を手に持つ飯泉知事と協議会委員ら