JA徳島中央会は2月4日(土)、JA自己改革実践研修会をJA会館で開催しました。
本研修会は、識者講演やJA全中の情勢報告を通して、政府の農協改革やJA自己改革の情勢認識を共有し、JA自己改革の実践を加速させることが狙いであり、県内のJA役職員ら約230人が参加しました。
中央会の中西会長はあいさつで「農業改革という節目を迎える中、これを乗り越えるためにも県内のJAグループ全体で自己改革を続けることが必要」と呼び掛けました。
東京大学大学院の鈴木宣弘教授は、農業情勢や農協改革、JAの取るべき行動について講演しました。
鈴木教授は「生産者と消費者との強い絆、相互理解こそが強い農業であり、農協は自らの力で地域を支える覚悟を新たにする時」と指摘しました。
また、JA全中は自己改革やJA経営を巡る情勢について説明し、「JA自己改革の実践に当たっては農協法の5年後の検討条項を踏まえ、農協改革の情勢や危機感をJA役職員間で共有することが急務」と強調しました。