新年おめでとうございます。
令和７年のはじまりにあたりまして、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
日頃は農協事業に格別のご理解・ご協力を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。

さて、令和６年を振り返ってみますと、石川能登地震災害にはじまり、全国各地に大きな爪痕を残した集中豪雨な
ど自然災害に苦しめられた１年でありました。
特に、農業者にとって気候変動は営農に非常に大きな影
響を受け、さらに温暖化や異常気象が恒常化していくもの
と予想されております。
また、農業情勢に目を向けてみますと、食料安全保障問題や生産資材価格高騰など農業生産の根幹にかかわる課題が山積しております。また、中山間地域や農村部の過疎化により、農業者数は年々減少の一途をたどっており、荒廃農地の増加や食料自給率が低迷するなど、農業生産基盤の確立は喫緊の課題となっております。

このような中、ＪＡグループでは令和６年４月に「ＪＡ徳島県」が発足、食料安保や農産物の適正価格を訴えるための決起大会や、行政に政策要請を行うなど、様々な活動を展開して参りました。
さらに、今年度は３年に１度開催しておりますJA大会の年となっており、今後３年間のJAグループ徳島としての取り組みを決議することとしております。前大会で得た成果と課題を組織内で十分に省察し、JA組合員ならびに地域住民に寄り添える組織となるよう具体的に方向性を打ち出して参ります。

　結びとなりますが、今後とも徳島県農業の発展と地域の振興および活性化に対し、JAグループ・組合員が一丸となり邁進して参りますので、変わらぬご支援・ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

以　　上